2016-05-12 第190回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号
例えば非常用冷却装置が動いたとか、そういうことになります。 実際に環境に放射能が出てくるまでには相当時間があるわけですので、そういったプラントの状況を見て、まず敷地の周辺の線量を見て、それから、PAZ、今先生御指摘ありませんでしたけれども、ゼロから五キロ以内については、アクションレベルが出たところでもう避難を始めるということになっていますので、そういった判断をさせていただきます。
例えば非常用冷却装置が動いたとか、そういうことになります。 実際に環境に放射能が出てくるまでには相当時間があるわけですので、そういったプラントの状況を見て、まず敷地の周辺の線量を見て、それから、PAZ、今先生御指摘ありませんでしたけれども、ゼロから五キロ以内については、アクションレベルが出たところでもう避難を始めるということになっていますので、そういった判断をさせていただきます。
ですから、非常用電源又は非常用冷却装置、また使用済みの核燃料プールですね、これはもう本当に我々もちょっと盲点なところがあったと思いますが、そういうところの補強策ですね、これは早急にやっぱりやっていただきたいし、本当にそのことで安全、安心の、また安心感というものが醸成されないと、これは直ちに止めろという話にやっぱりなりますので、この点もう一度見解を伺いたいと思います。
多くの原子炉においては非常用冷却装置の発動等により安定的な状況を維持することができましたが、福島第一原子力発電所では、外部電源の喪失や除熱設備の不具合等により、原子炉や使用済み核燃料プールにおいて冷却機能が失われる事態に至りました。そこで、直ちに原子力災害対策本部を立ち上げ、現在懸命の対策を講じております。
ただ、非常用冷却装置となっていますから何か非常なことが起こったのかどうか、なぜ安全装置が安全に働いたかということも突っ込んで調査をして原因を明らかにしてほしい、こういったこともあわせて申し上げました。
私もアメリカの原子力委員会がアイダホの原子力の実験場におきまするこれまでの小型模擬原子炉の装置の実験をいたしました結果、軽水炉の非常用冷却装置、これは重大な欠陥がある。こういうことが発見されて、その系統の全面的な再検討に乗り出した、こういうニュースが流れております。
○成田説明員 アメリカの原子力委員会で、ロフト計画で従来から原子炉の安全問題の検討をやっておりましたが、その一環として、非常用冷却装置が十分働かないという事態が、そういう懸念があるということがアメリカの原子力関係の新聞で報道がありまして、日本の原子力委員会でもこの問題を取り上げまして、アイダホのこの実験が安全に関するもので非常に重要な問題である。